原水爆禁止2019年世界大会・科学者集会


~市民運動の役割と科学者の責任~




■各地からの報告(13:00~16:15)


 午後の前半は、韓国、九州、沖縄各地からの報告になります。
 李さんには朝鮮半島の非核化プロセスの現在と、本課題の韓国社会での受容について報告していただきます。現在中国・北朝鮮への抑止力として、九州・沖縄の各基地が、在日米軍と一体化しつつ強化されています。基地が立地する各地から、基地機能や基地被害の実態をご報告いただきます。


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    MV-22 オスプレイ          航空自衛隊築城基地

    (防衛省パンフレットより)        (航空自衛隊ホームページより)


*印のついた講演は講演に用いた発表ファイルを閲覧できます.


① 李俊揆(韓神大学統一平和政策研究院 上席研究員)*

        「朝鮮半島平和プロセスにおける現在的争点と課題」―韓国市民社会の視点から―

② 亀山統一(琉球大学助教)

        「沖縄問題,東アジアの平和・安定、核兵器廃絶」―『辺野古新基地反対』の県民意思がもたらすもの―

③ 稲村蓉子(佐賀中央法律事務所弁護士)

        「佐賀空港へのオスプレイ配備問題の報告」

④ 西田隆二(新田原基地爆音訴訟弁護団 事務局長)

        「新田原基地爆音訴訟報告」―自衛隊基地単体での初めての基地訴訟の意義―

⑤ 徳永克子(行橋市市議)

        「米軍基地化を許さない! 築城基地の現状」



■核関連軍事技術の現段階


 午後の後半は、原発と核兵器の関連性について、また、イージスアショアに見られる弾道ミサイル防御について、2人の科学者から軍事技術的な報告をしていただきます。同時に、岡本さんには日本の政策的立ち位置を、増山さんにはなぜ山口地区なのかという疑問などにも言及して報告していただきます。


⑥ 岡本良治(九州工業大学名誉教授)

        原子炉級プルトニウムと核兵器

⑦ 増山博行(山口大学名誉教授)*

        「陸上イージスとDSレーダー」―ミサイル防衛・宇宙監視の新基地が山口に―


■総合討論 (16:15〜17:30)