原水爆禁止2019年世界大会・科学者集会
~市民運動の役割と科学者の責任~
九州・沖縄から東アジアの平和をどう構築するか
開催趣旨
■東アジアの核をめぐる情勢
いま東アジアには、2018年6月の史上初の米朝首脳会談とそれに続く2019年2月の第2回目の米朝首脳会談を巡る緊張した状況があります。米朝の首脳会談は、朝鮮半島の非核化に繋がる可能性を内包しているとはいえ、その後の成り行きを観れば決して楽観できるものではありません。防衛省は北朝鮮の弾道ミサイルを始めとする軍備増強を理由に、山口県の陸自むつみ演習場へのイージスアショアーの配備を進めようとしています。
■九州から南西諸島にかけての「軍事要塞化」
また、他方では、中国の海洋進出や尖閣諸島の領有権をめぐる問題を理由に、島嶼防衛や抑止力を高めるとして、沖縄・辺野古の新基地建設と同時に、鹿児島の種子島から、奄美、沖縄本島、宮古、石垣、与那国の各島をつないで自衛隊の新規配備と増強を急ピッチに進め、南西諸島の「軍事要塞化」をはかろうとしています。
■憲法九条の精神に基づく核の無い東アジアを九州から!
このような九条改憲を狙う安倍政権がそれを先取りするかのように軍拡路線を推し進める状況の中で私たちは、東アジアをめぐる状況をどのように捉え、どのような展望を持って朝鮮半島および日本を含む東アジアの非核化をすすめ平和を構築していくのかを考える集まりを開催することとしました。平和を願う多くの市民の参加をお願いします。
日 時:7月28日(日)10:00~17:30
会 場:春日クローバープラザ(〒816-0804 福岡県春日市原町3丁目1-7)
(*)JR博多駅よりJR鹿児島本線下りで10分でJR春日駅下車,徒歩1分.
主 催:原水爆禁止2019世界大会・科学者集会 in 福岡 実行委員会