特別集会 (9月14日(日)13:30~16:30, I-401)
「改正」学校教育法体制にどう立ち向かうか─目指すべき大学像と教育・研究─
コーディネータ:日本科学者会議学術体制部長 青山 政利
本集会では、学長選挙の制度の変更などに抵抗して闘い、成果を上げている京都大学で、組合で中心的役割を果たした方に、取り組みの様子について報告していただいく予定である。また、二法の「改正」を先取りして、学長の権限の強化が行われたり、人事権や予算配分の決定権を取り上げられているようなことは、すでに、大なり小なり各大学で現実化している。いまそれぞれの大学の「改革」がどこまで来ているのか、その実情についても報告していただけるよう準備している。
こうした実例報告を受けて、参加者からの発言を中心とした討論集会としたい。「改正」二法に関わった問題だけでなく、特に若手研究者がどんな大学を作りたいと考えているのかなどについて、JSAの大学政策作りとも絡めて議論したい。討論を通じて、二法「改正」で大学運営が激変するであろう中で、大学の自治、学問の自由を守り、私たちが目指す教育・研究を展開していくために、大学「改革」の何が問題なのか、私たちは何をすべきか、何ができるのか、情報を共有して模索していこう。
$Date: 2014/09/05 10:22:05 $ 第20回総合学術研究集会事務局