マレーシアへの旅(1)
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昨年(2009年)の年の瀬にマレーシアを初めて訪れる機会を持った.量子化学のアジア地域における国際会議(The fourth Asian Pacific Conference of Theoretical and Computational Chemistry, APCTCC-4)がクアラルンプールから数十キロほど南のポートディクソンという保養地であり,それに参加するのが目的であった.
マレーシアは,北緯1度〜6度の範囲にあり熱帯に属する.日本の都市の月別最高気温のグラフは,7,8月にピークをもつ山型になるが,旅行書によるとマレーシアの首都クアラルンプールの気温は,ほぼフラットである.もちろん,その気温は東京の7,8月の気温より高い.日本に寒波が襲ってきた12月19日に,現地で着るものとしては半袖のみを持って,手荷物1つで成田を出発した.時差は日本と1時間しかない.成田を11時5分に出発してクアラルンプール空港に18時過ぎに到着した.ほぼ8時間のフライトである.
暑さを覚悟したが,夕方ということもありそれほどでもない.ホテルについて食事を取ったあと,水上の部屋で休んだが,冷房が効き過ぎて寒い.22度Cに設定されている.しかし,リモコンのコントロールが効かない.仕方なく少し着込んで寝た.翌日,リモコンを直して貰い,設定温度を27度Cに設定して快適に過ごすことができるようになった.低い湿度のせいか冷房なしでも過ごせる.それでも会議の会場は,やはり冷房の効き過ぎで(冷房の設定温度の基準が22度Cになっているようだ),日本を出発するときに着ていたセーターを着込んで寒さを防いだ.マレーシアの観光では長袖やサマーセーターなど寒さ対策は必携である.
晩餐会の様々な料理のメニューリストの最後にchinese teaとあった.マレーシアはイスラム圏であり,一般に,飲酒は禁止されている.しかし,これは国際会議の晩餐会なのでアルコール無しということはないよねと隣と語り合っていた.しかし,これが甘かった.最後まで飲み物は中国茶とサイダー類のみであった.このように,中国茶をがぶがぶ飲みながらのアルコール無しの晩餐会を経験することができた.日本ではなかなか味わえない大変貴重な経験であった.
国際会議が終わった日の昼過ぎに,ポートディクソンからさらに数十キロ南にある世界遺産都市マラッカを観光したが,その途中にスコールにあった(写真参照).
そこで一句:マラッカをスコール駆けぬけ年の暮れ
マレーシアは,北緯1度〜6度の範囲にあり熱帯に属する.日本の都市の月別最高気温のグラフは,7,8月にピークをもつ山型になるが,旅行書によるとマレーシアの首都クアラルンプールの気温は,ほぼフラットである.もちろん,その気温は東京の7,8月の気温より高い.日本に寒波が襲ってきた12月19日に,現地で着るものとしては半袖のみを持って,手荷物1つで成田を出発した.時差は日本と1時間しかない.成田を11時5分に出発してクアラルンプール空港に18時過ぎに到着した.ほぼ8時間のフライトである.
暑さを覚悟したが,夕方ということもありそれほどでもない.ホテルについて食事を取ったあと,水上の部屋で休んだが,冷房が効き過ぎて寒い.22度Cに設定されている.しかし,リモコンのコントロールが効かない.仕方なく少し着込んで寝た.翌日,リモコンを直して貰い,設定温度を27度Cに設定して快適に過ごすことができるようになった.低い湿度のせいか冷房なしでも過ごせる.それでも会議の会場は,やはり冷房の効き過ぎで(冷房の設定温度の基準が22度Cになっているようだ),日本を出発するときに着ていたセーターを着込んで寒さを防いだ.マレーシアの観光では長袖やサマーセーターなど寒さ対策は必携である.
晩餐会の様々な料理のメニューリストの最後にchinese teaとあった.マレーシアはイスラム圏であり,一般に,飲酒は禁止されている.しかし,これは国際会議の晩餐会なのでアルコール無しということはないよねと隣と語り合っていた.しかし,これが甘かった.最後まで飲み物は中国茶とサイダー類のみであった.このように,中国茶をがぶがぶ飲みながらのアルコール無しの晩餐会を経験することができた.日本ではなかなか味わえない大変貴重な経験であった.
国際会議が終わった日の昼過ぎに,ポートディクソンからさらに数十キロ南にある世界遺産都市マラッカを観光したが,その途中にスコールにあった(写真参照).
そこで一句:マラッカをスコール駆けぬけ年の暮れ
(E.M.)
(2010/01/14)