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イベントの案内

2025/03/22 JSA福岡北九州分会の例会の案内

話 題:「AI化社会を如何に生きるべきか2」お話し:西垣 敏 氏様 式:ZOOMによるオンライン開催概要:人間の脳の構造を模して造られた人工ニューラルネットワークの機械学習技術が驚異的進展をみせ、それを搭載したAI、また特に生成AIが、人間諸活動のほとんどの分野で、人間に代わって重要な役割を演じる機械となって来た。多くの科学者もこのAI研究に参加して、いま、AI技術が既成科学を利用するだけでなく、既成科学の方の変貌を伴って、「AI科学」と呼ぶべき分野も生まれつつある。AIは、要するに、「予測」マシンである。例えば色づいたイチゴの観測データから収穫最適時期を予測する、患者の病状データから最適な医...
核問題研究会

2025/03/04 声明「第7次エネルギー基本計画は問題だらけで実効性は疑問」

福岡核問題研究会と日本科学者会議福岡支部幹事会の連名で声明「第7次エネルギー基本計画は問題だらけで実効性は疑問」を発出しました第7次エネルギー基本計画は問題だらけで実効性は疑問福岡核問題研究会/日本科学者会議福岡支部幹事会 政府は,中長期のエネルギー政策の方向性を示す第7次エネルギー基本計画(エネ基)を閣議決定した.このエネ基は,福島原発事故の教訓を忘れ,持続可能性など総合的観点に欠けたものである.一言でいえば原子力,火力に偏重した,問題の多い基本計画であると言わざるをえない.以下六点に渡って問題点を指摘する.政府においては,私たちの指摘を真摯に受け止めて日本国民の将来に渡って安全と環境保全を...
核問題研究会

2025/02/22 福岡核問題研究会例会(02/22)の報告 「第7次エネルギー基本計画(案)について」

話題提供:生成AI&三好永作 2月例会は,生成AIを利用して第7次エネルギー基本計画(案)についてまとめたものを材料にして,第7次エネルギー基本計画(案)に対する批判的な声明文を検討した.本支部ニュースの2に掲載された声明文は2月例会で検討された声明文案を基にして,支部幹事会で補足改訂されたものである. まず,三好はいくつかの生成AIに対して,「あなたは地球環境学の専門家です.専門家として,第7次エネルギー基本計画(案)を3000字程度に批判的に論じてください」という指示(プロンプト)を発した.生成AI(GoogleのGemini)からの応答は項目だけを列挙すれば以下のようなものであった. 1...
エッセィ・コラム

<エッセイと討論のための広場No.4> 「方位磁石と渡り鳥の磁気感覚」(出口博之)

皆さんは,方位磁石(磁気コンパス)というと何を思い浮かべますか? 私は,小学生のころの遠足に持って行った水筒のキャップに小さな方位磁石が付いていたのを思い出します.あるいは,やはり子供の頃にオリエンテーリングという野外競技で,コンパスと地図を使ってチェックポイントを探し回ったことでしょうか.理科の実験で棒磁石のN極とS極を調べるのに用いたこともありました.大学教員になってからは,磁性体の研究(量子スピン系やナノ粒子の磁性)を専門としてきましたが,方位磁石はほとんど手にしませんでした.このエッセイでは,方位磁石についてのエピソードと渡り鳥の磁気感覚を紹介します. 国立大学の法人化前でしたから20...
イベントの案内

2025/03/15 日本科学者会議(JSA)福岡支部 第8回「市民との対話」「今の子どもたちが大人になったときや未来の人たちに私たちがプレゼントできる2つの社会(彼らから私たちが断罪されるような社会と称賛されるような社会)とそこへ至る道」

講師 伊藤久徳氏(九州大学名誉教授,元福岡市科学館館長・気象学)今の子どもたちが大人になったときの生活はどうなっているのでしょうか?気候危機(気候変化がもたらす危機)は生活と周りの環境をまったく別のものにしてしまう可能性があります。つまり気候危機とは単に気候だけの問題ではなく,自然環境や社会環境,そして生活などあらゆるものに危機的な問題をもたらしているものなのです。なぜ気候危機に陥っているのでしょう。今後どうなると予測されているのでしょう。まずこのまま放っておけば,社会に引き起こされる災厄は今とは比べものにならないレベルに達します。今の子どもたちや未来の人たち(彼ら)から我々が断罪されるのは確...
核問題研究会

2025/02/18 福岡核問題研究会例会(12/22, 1/25)の報告

<福岡核問題研究会12月例会>日時:12月22日(日)10:00〜12:00話題:「IAEAの5層の深層防護の見直しについて」話題提供:中西正之さん<福岡核問題研究会1月例会>日時:1月25日(土)10:00〜12:00話 題:①「イギリスと日本で進む米国核再持込の動き」話題提供:豊島耕一さん話 題:②「被団協のノーベル平和賞受賞について」話題提供:本庄春雄さん 12月例会は,通常土曜日に行なっているが都合がつかず日曜日に行うことになった.中西正之さんに「IAEAの5層の深層防護の見直し」について報告していただいた.中西さんは,2024年11月27日に仙台高等裁判所で発表された女川原発運転差止...
核問題研究会

2024/12/23 福岡核問題研究会の報告(10月例会,11月例会)

<福岡核問題研究会10月例会>日時:10月26日(土)10:00〜12:00話題:冷却水中の化学添加剤の水蒸気爆発への影響についての実験的研究の紹介話題提供:三好永作<福岡核問題研究会11月例会>日 時:11月30日(土)10:00〜12:00話 題:核ゴミ地層処分の危険性について〜玄海町における火山の影響〜話題提供:北岡逸人氏10月例会は,三好が9月例会(10月5日)において北岡氏から紹介されたY. Dengらによるスウェーデン王立工科大学の原著論文「冷却水中の化学添加剤の水蒸気爆発への影響についての実験的研究」(Y. Deng et al., Int. J. Heat Mass Trans...
エッセィ・コラム

2024/12/23 コラム 日本酒造りは何が素晴らしいのか? ユネスコ無形文化遺産登録に寄せて

令和6(2024)年12月、日本酒や焼酎、泡盛、といった日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産へ登録された。筆者は、偶々、日本酒造りが盛んな城島町の地元で清酒造りについての勉強会に参加した。そこで、見聞したことをご紹介したい。世界の酒造りの多くは、「糖分+酵母+水」によるアルコール発酵である。麦芽を発酵させビールが、また、葡萄を発酵させワインが作られている。しかしながら、日本の酒造りが世界的に見て非常に貴重であるのは、アルコール発酵と同時に、「麹菌のアミラーゼ酵素によるデンプン加水分解」(麹菌は、醸造食品の製造用に培養されたカビの一種。麹菌のアミラーゼがデンプンを糖(グルコース)に分解し...
報告

2024/12/23 第25回総合学術研究集会について

標記の集会(25総学)が「平和で豊かな地球を子や孫に伝えるために ―市民として科学者として今、私たちにできること―」という主題で 2024年11月23日(土)~12月8日(日)間にオンラインで開催された。与えられた文字数が限られているので、筆者の問題意識を中心に紹介する。詳しくは3rd サーキュラー ( を参照のこと。25総学は全体企画(基調講演ひとつと全体集会における3つの講演)と7つの分科会群(総数25)から構成されていた。全分科会の報告の総数は114くらい。のべ参加者数など詳細な情報は得ていないが、JSA会員の問題意識に相当な多様性が存在することは総合的な学術的組織としてJSAの活動とし...
報告

2024/12/23 2024年度のJSA九州沖縄シンポジウムの報告

「佐賀から見える日本の平和と暮らしへの深刻な脅威を科学する」をメインテーマに2024年度のJSA九州沖縄シンポジウムが11月10日(日)に佐賀市のメートプラザ佐賀で対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました.久々に対面で行われたシンポジウムでしたが,九州各地のJSA会員と佐賀の様々な運動に取り組む市民の皆さんを中心に会場の参加者36人とオンラインでの参加者19人を合わせて55人が参加してテーマにあるように佐賀で起こっている日本の平和と暮らしに関わる3つの問題について講演と討議が行われました.「第1部 佐賀空港のオスプレイ基地化と戦争準備をめぐって」では,オスプレイ裁判支援市民の会の蒲原...